食べられないロッテガム!?
ある日、古い町並みを散策していて趣のあるタバコ屋さんを発見した。 この一般人を寄せ付けない雰囲気に加えて、何も購入する物がない為、 この日は撮影だけでこの場を去った。 |
家に帰って画像をよく見てみると、何やら怪しいガムが写っている。 も、もしかしてこの金色のパッケージは、 |
「あの伝説のガム、イブじゃないのか!?」
いや、早まってはならない。「シナモンガム」という可能性も十分に考え られる。どちらにしても手に入れたいガムには変わりなく、内装紙ばかりを 集めてきた私にとっては、古いガムの外装紙も是非手に入れたい。 恐らく食べる事は出来ないだろうが、まずは行って確かめるのが先決だ。 |
そして後日…「もしあれがイブだったら買占めてやるぜっ!」 っと、意気込みつつ到着… |
(;゚Д゚)
「やっぱシナモンガムだったのね…」 _| ̄|○
「イブ」ではなく残念だったものの、ラックには埃を被った懐かしいロッテガム が並んでおりワクワクさせる… 「うぉ〜、ラ・フランスにベルガモットミントまで置いてある!」 っと少し興奮しながら眺めていると、おばさんが現れた。 俺は早速おばさんに、このロッテガムは売り物なのか聞いてみたところ、 こんな埃を被った状態でも買う人はいるとの事で、頂戴するのはさすがに 厚かましいと思い、安く譲ってもらえるよう交渉してみた。 すると、「いくらでも好きな値段を付けていいよ」との事。 |
それにしても、これらを一般の方に売っても問題はないのだろうか… 埃を見れば怪しい雰囲気は察知出来ると思うが、もし普段から綺麗な状態 を保っていたとしたら、どれだけ古い物かなんて普通の人には分からない 事もあり、やはりガムにも賞味期限を設けるべきだと思った。 しかし、賞味期限がなかったおかげで古いガムを手に入れる事が出来た ので、収集家としては複雑な気持ちだ(笑) |
さて、おばさんとロッテガムの思い出などを話しながらガムを選んでいると、 奥から更に古いガムを持ってきてくれた。
(;゚Д゚)ヌハッ!! これは懐かしい フレッシュミントとリラックスガム!! 「捨てようと思ってたんやけど、良かったら持って帰って」との事で、有り難く 全て頂戴する事にした。 |
どれを選ぼうか迷った挙句、買わなかった事を後悔したくないので、結局 全ての板ガム+「NO TIME」も購入する事にし、中途半端な値段を付ける 訳にはいかず「1000円」支払う事にした。 |
それから、ラックをよく見ると「イブ」のラベルがあるではないか!! おばさんに頂けないか聞いてみると、快く譲って下さった。フレッシュガムの 「ウィンターグリーンミント味」も懐かしい。 ※上のラックの画像は、取り去った後なので写っておりません。 |
中身をチェックしてみた
帰るなり、濡れた雑巾で埃を丁寧に拭き取り、撮影開始! まずはたくさんある「フレッシュミント」と「リラックスガム」を開けてみる事に した。さて中身はどうなっているのやら… |
↓
「あれっ!?問題なさそう…もしかして食べられるのでは…」 |
↓
うわ〜、ネッチャネチャ! ムリ!ぜってぇー無理!(((( ;゚Д゚))) しかも、フレッシュミントの方には赤い斑点が付いていてかなりヤバそう。 あと、どちらも一瞬いい香りがするのだが、後からミントを腐らせた感じ!? の臭いがするので結構キツいものがある(笑)しかし、リラックスガム特有の 香りはやはり懐かしい。結構好きな味だったので、もう一度この味が復活 してくれると嬉しいのだが… ※結局、開けた分は中身を銀紙ごと捨てて、内装紙と外装紙だけを取っておく事にした。 |
最後に、収集を始めた当初「グレープフルーツガム」を探しに自転車で 駄菓子屋さん巡りをし、その当時でも珍しい「フレッシュミント」を入手した のだが、今回も同じ「フレッシュミント(二代目)」を入手した偶然には驚いて しまう。少年時代と同じ事をしている自分が少し恥ずかしく思えたが、 これらのガムを守れた事は良かったと思っている。 |
おわり
今回入手した古いロッテガム達